Interview

社員インタビュー

先輩社員のリアルボイス

安全と信頼を守る

一手間を惜しまない

備瀬 勝太

点検 2019年入社/中途
社員インタビュー
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仕事の様子01

業務の中で重要だと感じることは?

見逃さないことが、
命を守る第一歩

非常用発電機の点検は、1年に数回しかチャンスがないことも珍しくありません。その限られた機会で、機器の異常を見逃さずに整備や改善の提案をすることが、私たちの仕事です。

もし本番で動かなければ、病院や施設では人命に関わる大きな問題になる。だからこそ、現場では「本当にこの設備は有事に動くのか」を常に意識しています。エンジン音を聞きながらメーターの動きを見て、五感を研ぎ澄まして確認する。作業時間は限られていますが、その中で最大限の注意を払って点検に取り組んでいます。小さな不具合を見逃さない——それがプロとしての責任だと感じています。

この仕事でやりがいを感じる瞬間は?

自分が見てきた設備が、
いざという時に人の命を支える

前職では配送業をしていましたが、どれだけ頑張っても「何に貢献しているのか」が見えにくい仕事でした。今の仕事に転職してからは、「この設備が動けば誰かの命を救えるかもしれない」と思えるようになった。それが大きなモチベーションになっています。

実際には、点検した設備が災害時にどう機能したかを直接知ることは少ないですが、それでも“あの時自分が点検した発電機がちゃんと動いた”と信じて仕事をしています。そう思えるだけで、この仕事の価値は十分にあると僕は思います。

「横着しない」という言葉に込めた想いとは?

一つひとつの判断が、
現場の安全を左右する

僕がこの仕事をする上で、一番大切にしているのが「横着しないこと」です。たとえば、重い試験機材を「手前でいいや」と置いたり、ケーブルをちょっと無理な角度で這わせたり。そういった“ちょっとした手抜き”が、感電や転倒といった大きな事故につながるリスクを生むんです。

だからこそ、面倒でも、重くても、安全のためには正しい方法を選ぶ。仲間がつまずかないようにケーブルの通し方を考える。そういった基本動作を、毎回丁寧に行うことが、現場での事故ゼロにつながると信じています。

仕事の様子02

現場ごとに異なる環境にはどう対応していますか?

情報を共有し、
現場で考え、判断する。
それがこの仕事の醍醐味

点検現場は、建物によって設備の構造も違えば、作業環境も全く異なります。だからこそ、事前に営業チームから情報をもらって、なるべく想定しておくことが大切です。

でも、どんなに準備しても現場で予想外のことが起きるのがこの仕事。そんな時は、お客様とその場で相談したり、作業員同士で臨機応変に動いたりして、できるだけスムーズに作業を進めます。出発時間も現場に合わせて早くなることもありますが、それも含めて現場の仕事。準備と判断力、どちらも大事にしています。

入社のきっかけと、働く決意をした理由は?

“信頼できる兄がいる会社”
という安心感と、
先が見えない不安からの一歩

この会社に入ったのは兄の紹介がきっかけです。前職では、頑張っても報われる実感がなくて、「このままでいいのかな」と思っていた頃でした。

兄に相談したら「うち来てみれば?」と声をかけてくれて。とはいえ、発電設備の知識なんてまったくない状態だったので、最初はかなり不安でした。でも、信頼している兄がいるという安心感と、自分の将来を変えたいという気持ちで、一歩踏み出してみたんです。今では、点検の仕事にやりがいを感じられるようになりましたし、「あの時決断してよかった」と思えています。

成長を感じた経験について教えてください。

知識がついたからこそ、
お客様との会話に
自信が持てるようになった

入社してすぐの頃は、発電機について何を聞かれても自信がなくて、お客様との会話が怖かったんです。質問されても「すみません、わかりません」としか言えず、先輩に頼りきり。でも、社内のランク制度やテストを通じて知識を身につけていくうちに、少しずつ「これはこういう理由で必要なんです」と自分の言葉で説明できるようになりました。

今では、お客様からの質問にも落ち着いて答えられるようになって、会話に自信が持てるようになったのが自分でも大きな成長だと感じています。

仕事の様子03

現場の仲間たちはどんな存在ですか?

切磋琢磨できる
先輩たちがいるから、
自分も成長し続けられる

現場で一緒に働く先輩たちは、ただ優しいだけじゃなくて、「技術でも人としても目標にしたい」と思える存在です。特にエキスパートの先輩方は、経験も知識も豊富で、常に冷静で的確。現場での判断も早くて、いつも背中を追いかけています。

最近では後輩から相談されることも増えて、「自分も頼られるようになってきたんだな」と感じることもあります。こうやって刺激を受け合いながら成長できる環境があるのは、本当にありがたいですね。

入社を考えている方に向けてメッセージを

誰かの命を守る仕事に、
“かっこいい親父”として
誇りを持って
働いています

この仕事の魅力を一言で言うなら、「誇れる仕事」だと思います。自分の息子たちに、「父ちゃんは人命を守る仕事をしてるんだ」って胸を張って言えるのが嬉しいです。もちろん、危険も責任もある仕事です。でも、その分だけ、得られるやりがいや誇りも大きい。

入社後は優しい先輩たちがしっかりサポートしてくれるので、未経験でも安心して飛び込めます。「かっこいい親父」でありたい人には、きっと向いている仕事だと思います。